屋根と一口に言っても、非常にたくさんの形があります。

  • 方形(ほうぎょう)
  • 片流れ(かたながれ)
  • 寄せ棟(よせむね)
  • 入母屋(いりもや)
  • 陸屋根(ろくやね)
  • 切り妻(きりつま)
  • 半切り妻(はんきりつま)
  • 招き屋根(まねきやね)
  • バタフライ
  • のこぎり などなど・・・
屋根の形状

形状により、材料費・人件費・工期などが異なってきます。
また、付随する設備にも影響が出てきます。

雨樋を例にとると・・・

寄棟だと、4辺に雨樋が必要となりますが、切妻では2辺で済みます。
片流れであれば1辺です。
当然、雨樋・集水器・縦樋の長さや数が異なりますからコストアップになりますし、人件費・工期も変わってきます。

また、屋根の形状が複雑になればなるほど、コストアップになりやすいです。(これは感覚的に分かって頂けるかなと思います)

バタフライやのこぎりのように、「谷」が多いとどうしてもそこに雨が流れ込み、しっかりした雨仕舞いを行なっていないと雨漏りしやすくなります。(自然と雨が集まるので弱点になりやすく、施工の手間もかかるし、材料費もアップします)

屋根の材料によっても、価格が異なってきます。
昔ながらの日本瓦にするか、軽い軽量瓦にするか、洋風瓦もありますし、ガルバニウム鋼板という軽くて丈夫な板状の屋根材もあります。

少し話は逸れますが、屋根に使う材質によって総重量が異なってきますので、重量を支えるための下地を強固にする施工が必要となります。
柱の太さを太くしたり、支えの本数を増やしたりなど、重量を支えられる構造にするため、コストに響く可能性があります。

地震にも影響があり、屋根が重いと揺れやすい傾向にあります。
もちろん、それも考慮して構造計算を行ないますが、地震時の躯体への影響はやはり屋根が軽い方が少ないようです。

屋根もお家の顔のひとつです。
デザイン住宅などは、外観の見栄えにもこだわりがあり、手の込んだ屋根形状を採用しているお家も見かけます。
メリット・デメリットをしっかり聞き取り、選択は慎重に行う事をお勧めします。