壁や床の下地に使う構造材を、そのまま仕上げ材として使うことも可能です。

構造材も木ですので、木製の仕上げに出来ますし、クロスなどの材料を押さえることにつながります。

一般的には、柱や間柱に石膏ボードを前面に貼り付け下地を作り、そこにクロスを貼って仕上げます。(右の写真参照:石膏ボード貼り付け中)
エアコンや棚など、重いものを取り付ける場所には、石膏ボードではなく構造用合板を貼り、補強を行います。
天井なども同様ですが、梁を表しにしたりして、天井を貼らないという仕上げ方もあります。

しかし、構造材として使う合板(いわゆる構造用合板)などは、仕上げ材としての利用を考えていないため、表面が荒かったり、品質を示す判を押していたりと、そのままでは少し使いづらいし、見栄えがよくありません。

表面をサンダーややすりで削って滑らかにしたり、オイル系の透明な塗料を塗装し、木の質感や木目などをそのまま利用する方法などがあります。
が、構造用合板をベースにすると、手間暇がかかるので、ひょっとしたら高くついてしまう可能性があります。

よって、(本末転倒ですが)構造用合板を仕上げ材に使用するのはお勧めしません!!

その代わり、合板には、最初から仕上げ材として使用することを目的としたものもあり、木目が印象的なラワン合板や、白っぽく木目が目立たないシナ合板などがあります。
こういった仕上げ材であれば、貼り付けたら出来上がりとなります。(乱暴な言い方ですが)
貼り付けは釘を使用するので、目立たないものを利用しましょう。
ハウスメーカーさんなら、どこでも対応できると思います。

また、素材が木だけに、色の濃淡や木目・節などにより統一感のない仕上がりになったりする可能性があります。(分かりにくいですが、下段の写真のような感じです)
前回の記事(その19)でも書きましたが、経年で色も変わってきます。
クロスや塗装のような一体感・統一感を求める場合は、木材を使わない方が無難です。

これも部分的に使ってアクセントにしたり、簡単に釘などが打てるので掲示板や小物置きに使ったりしても良いかもしれません。

また、DIYでホワイトボード塗装やマグネット塗装・黒板塗装を施し、利用するという方法もあります。

建築業者によっては、できる・できないがありますので、打ち合わせの時にしっかり自分のコンセプトを説明し、齟齬が内容にすることが大切です。