家を建てる前に購入する土地の選び方によっては、その後の新築時にコストアップとなる要因があります。

例えば、工事車両の駐車場です。
工事が始まると、職人さんや搬入業者の車が出入りします。
また、建て方(家の骨組みを組み立てる)の際には大型クレーン車などの重機も入ってきます。

分譲地などを購入し、周りにまだ家が建っておらず空き区画があれば、そこを駐車場として利用することができる場合もあります。
その場合、分譲地を管理している不動産屋さんに聞いてみて、了承頂く必要があります。

上記の場合はよいのですが、例えば

①分譲地内に空き区画がない
②土地自体が小さく、複数の車両が停められない、止めてしまうと作業の邪魔になる
③幹線道路に面していて路上駐車になってしまう

など、様々な要因で駐車が困難な場合があります。

どうしてもない時は、周辺の駐車場を借りたりして工事期間中の駐車場を確保する場合もあります。

また、搬入経路が狭かったり、小高い所の土地などで車が入っていけない場合は、材料を全て人間の手で運ばなければならないなど、時間と費用が余分に発生することもあります。

新規の分譲地であれば、分譲地内道路もそれなりに広いので、前面道路に駐車しても他の車が通行できないなどの支障が出ることは少ないですが、相続した土地や昔から所有している土地などは、建築業者などと一緒に現地をしっかり確認することが大切になってきます。

既存建物を取り壊して家を建てたいが、道が狭く、重機が入らないので取り壊しができない・人力での取り壊しになるため費用がとんでもなく高くんってしまうといった事例もあります。

気に入った土地であれば仕方ないのですが、上記のようなことも考慮して、 土地探しを行なう事も必要です。
その環境で長く住んでいくことを想定し、許容できるかどうかをしっかりと 考慮しながら土地を探すとよいでしょう。

建築業者に相談すれば、購入しようとする土地を確認し、どういったことが懸念されるかを教えてくれるので、遠慮なく相談してみるのも1つの方法です。 また、工事の際は建築業者で工事車両をどう停めるかも考慮してくれるので、そこまで過敏に構える必要はないでしょう。

少し話はそれますが、既存土地の建物を取り壊して新たに建築する場合、法律により建築できない場合があります。
細かくは書きませんが、その土地に面している道路との関係に法規制がありますので、しっかり確認・相談する必要があります。
そういった土地をお持ちの方は、頭の片隅に置いておいて頂ければと思います。