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その16 : 材料を施主支給にする
まいど、よこやんです。
ここでは、新築をお考えの方に少しでも費用を抑えるためのヒントを掲載しています。
その16 : 材料を施主支給にする
施主が必要な材料を自分で購入し、取付・設置を業者にお願いしたり、自分で取り付けたりするという方法です。
インターネットで安く購入したり、頂いたものを使用したり、現在の住まいで使っていたものを新築でも使ったりすることで、コストダウンを図るというものです。
よこやん家は、照明は自分で気に入ったものを購入し、自分で取り付けました。
家具の一部は、もともと使っていたタンスなどを使用し、最初から収まるような設計を行いました。
照明の取付は簡単で、引っ掛けシーリングさえ先につけておけば、照明は差し込んでクルっと回せば取り付け可能です。
(引っ掛けシーリングにも色んな形のものがあるので注意。丸型に角型を取り付けると、シーリング周辺が丸見えでブサイクです)
但し、デメリットもあります。
それは、材料に対する責任を自分で負わなければならないということです。
また、発注~発送~搬入まで、工程に合わせて施主が全てコントロールしなければなりません。
工務店で仕入れる材料については、当然工務店が責任を持って仕入れますし、工程に合わせて必要なタイミングで材料を仕入れます。
不具合があれば、工務店責任で交換・修理対応をします。
しかし、施主が支給した材料そのものに欠陥があれば・・・
修理対応などは可能ですが、当然追加費用が発生します。
照明程度であれば、後付けできるので工期に影響はありませんが、工期に影響するような材料であれば、必要なタイミングで搬入されなければ、工程が止まってしまい、完成が遅れるなどの影響が発生する可能性もあります。
施主支給を考えるのであれば、照明器具やカーテンなど、工程に大きな影響が出ず、後から手軽にできるものにすることをおすすめします。
また、設計段階で継続して使用する家具の個数や大きさを把握し、どこに置くかを反映させ、ちゃんと置けるように設計しましょう。
持ってきたはいいけど入らないとか、はみ出るとかいう話もたまに聞きます。
「これくらいのサイズのものをここに置きたい」と、設計段階で伝えれば、ちゃんと入るように設計してくれますので、どうしたいか?を出来るだけ具体的に伝えるように心がけましょう。